2022年10月21日の相場の動き
下落転換となりました。
前半は上昇が続き、152円手前まで上昇しましたが、後半は、ご覧の通り、急降下しています。
2円弱の上昇から、一気に6円弱の下落となり、大乱高下になりました。
チャートをリアルタイムで観察していましたが、留まるところを知らない上昇を見て、青天井のようにどこまで伸びるのかという状況からの、政府・日銀の為替介入が入りました。
ただし、正式な発表はありません。
「まさかこのタイミングでくるか?」という絶妙なタイミングで仕掛けてきました。
多くのトレーダーも、私も含めてここで行なわれるとは思わなかったでしょう。
前半の上昇具合が異常だったので、計画的かどうかは定かではありませんが、効果的な介入だったとは思います。
1週間を振り返ってみます。
介入が行われるまでは、この1週間で4円近い上昇トレンドを描いていました。
連日ニュースで円安ドル高の更新が伝えられている状態でした。
週末の動きは明らかに急であり、伸びが強くなった頃を見計らってか、為替介入が入り大きな下落となっています。
その後は戻してきてはいますが、前回の介入ほどではありません。
相場展開の予想
さて、週明けの動向がかなり気になります。
「日米の金利差は解消されず、日銀の方針は変わらず、人事も変わらずですので、一時的な下落で終わる。」
「前回よりも戻しが鈍く、区切りのいい週末という要因から、これから下落転換となっていく。」
極端な両方のシナリオを考えておいたほうがいいでしょう。
ファンダメンタル的には下落する要因はないのですが、チャートを見ての期待や不安、世界情勢のほころびがこれを機に一気に広がるということも考えておく必要はあります。
それだけに始値は注目です。
個人的に注目しているのが、149円ちょうどあたりです。
ここを超えてこないと、上昇は鈍いままでの推移が少し続くのではないかと見ています。
トレード結果
第1手法、第2手法、第3手法です。
臨戦態勢は取っていましたので、利益は取れました。
10月21日の利益 +304,500円
10月の総利益 +1,613,000円