2022年10月14日の相場の動き
上昇トレンドとなりました。
米ドル円は、留まるところを知らない上昇を続けています。
想定範囲内とは言え、149円台に乗りそうな勢いには戸惑いました。
最大上下幅は、約180pipsと2円近いビッグトレンドになっています。
「小売売上高」での反応は限定的で、その後の「ミシガン大消費者信頼感指数」に反応での上昇、そして、連銀総裁やFRB理事の発言に敏感に反応して大きく伸ばしています。
もうすぐそこに150円が見えてきました。
1週間を振り返ってみます。
誰が見ても上昇トレンドに間違いありません。
わずか1週間で4円弱の上昇です。
当初、私は125円でも行き過ぎと言っていたので、その後の容赦ない上昇に、中期~長期にかけては全く見る目がないというか恐れ入ったという感じです。
ただ、言い訳ではないですが、短時間軸でのトレードというのは、長期足はあまり関係ありませんので、予想が大きくハズレても利益は出せます。
そういう意味では、短期トレードのメリットを活かしきって、今年の利益は、過去最高のものになりそうです。
この過去に類を見ない上昇で、FXに参入している人が増えているようです。
長期では、これかの参入は難しいものの、短期トレードは、いつ参入しても問題ありません。
初心者も上級者も、しっかりとしたルール作りを構築して、相場から利益をこれからも淡々と取り続ける努力は怠りたくないところです。
相場展開の予想
もはや、テクニカル分析云々と言っている状態ではありません。
しかし、ファンダメンタルに頼り切るのも不安が伴います。
現在のレートは、為替介入が入りそうで入らない状態なのですが、行っても効果がほんの一時的であることを考えると、政府や日銀も仕掛けどころに悩みそうなところではないかと推測されます。
日銀総裁の黒田氏は、「金融緩和を継続することが適切と判断」という発言をしているので、週明けは窓開けの上昇で始まる恐れがあります。
ただし、為替介入を恐れて一旦手仕舞いする投資家もいるので、150円に届きそうで届かないという不安定な相場になることもイメージしています。
投資の神様、ウォーレン・バフェット氏は、「米ドル円は200円以上の水準になる」と言っているようですが、さすがにそこまでとは私は思っています。
相場の行き過ぎは必ず戻されます。
そして、その度合が強ければ、反動も大きくなるものです。
すでにユーロ圏ではアメリカに利上げを同調させてきたツケが回り始めています。
来年の黒田日銀総裁の任期満了を待たずして、アメリカの景気後退と言われる来年末を待たずして、ユーロ圏や中国などが発端の暴落がやってくる可能性が高いと私は見ています。
その警告は、ここ1~2週間で発信しているとおりです。
そうなると、日米の金利差や通貨ペアのバランス云々ではなく、連鎖的に投げ売りが始まります。
110円ぐらいまで普通に急落する可能性もあるでしょう。
今回は、テクニカル的なことを解説しない、いつもと違う根拠のない更新となりましたが、反転時期はそう遠くないかもしれない危機感は忘れずに持っておきたいところです。
目先の動きですが、とにかく今は、十分に落ちたところを拾う戦略を繰り返すだけです。
147円台の中盤ぐらいまで落ちると、拾いやすく、146円台までくれば、暴落でなければ絶好の買いのチャンスと言えそうです。
トレード結果
第1手法、第2手法、第3手法です。
私は結構ビビってでのトレードになってしまいました。
10月14日の利益 +97,000円
10月の総利益 +1,150,500円