2023年2月3日の相場の動き
上昇転換となりました。
雇用統計の発表はポジティブサプライズとなりました。
なんと、発表前から3円ほどの上昇となっています。
今回の雇用統計は大きく動きそうだとは思っていましたが、下落ではなく上昇の方でした。
おそらく、トレードの初級者だけではなく、プロのトレーダーもうろたえたのではないかと思います。
私も面食らった感じがあり、トレードも迷いが生じてしまいました。
トレードに決め打ちは禁物とこのブログでも何回も言っていますが、その当人が思い込みをしています。
景気後退が世の中の風潮的にあったので、おおよそのトレーダーが上昇はそれほど強くないと見ていたと思いますが、完全に裏切られた感じです。
大儲け出来るトレーダーは、人の逆を行くようなトレーダーが多いですが、まさにこの日の相場はその言葉を表していたということでしょう。
1週間を振り返ってみます。
3日目のFOMCで下落、5日目の雇用統計で上昇と急降下からの急上昇となり、乱高下にも程があるといった大荒れの1週間になりました。
この相場を乗りこなすのは、プロトレーダーでも難しいです。
一般のトレーダーは、このような相場を見ると、「儲け損ねた!」と思う傾向が強いかも知れません。
ですが、このような相場は、いとも簡単に相場から退場させられる状況でもあります。
機関投資家でない我々トレーダーの強みは、トレードをしなくてもいいということが一つに挙げられます。
荒れた波を乗りこなすサーファーはカッコイイですが、そんな必要は全くありません。
自分が乗りやすい波を見つけてトレードすることを意識してトレードすべきでしょう。
相場展開の予想
強い上昇の後の相場からの展開は、ちょっと様子見をしてみたいです。
日足レベルでは、昨年の151円超えの最高値から戻りを入れながら下落をしてきました。
この大きな足で、その下落から反転上昇するのか、一旦落ち着きを取り戻すようなレンジ展開になるのかがポイントです。
さらなる上昇を見せるようならば、133円台まで考えます。
ですが、さすがに2日続けての急展開は厳しいと見ます。
もし、133円台まで回復するとしても、ある程度落ち着きを取り戻してからという見立てを私はしています。
むしろ、強くグイっと伸びた後の反転下落を考える方が妥当と見ます。
となると、130円台あたりまで戻すということも考えておくべきでしょう。
いずれにせよ、ちょっと様子をうかがってからのトレードに徹して、我慢のトレードが出来るように心を冷静に保ちたいものです。
トレード結果
第1手法、第2手法、第3手法です。
利益は取れたものの、苦戦しました。
2月3日の利益 +150,500円
2月の総利益 +380,500円