FXのトレードを学ぶプロは1人がいい?多いほうがいい?
FXの学び方には、様々な方法があります。
本での学習、セミナーでの学習、ネットで検索してもFXに関する情報は大変多く出てきます。
その中で、一番手っ取り早いのは、個人的に指導を受けることです。
ジムでの自主的なトレーニングより、パーソナルトレーナーをつけたほうが効果は確実に、そして、早く出るものです。
では、その指導者に教わる時に、一人のプロトレーダーから学ぶのがよいのか、複数のプロトレーダーから学ぶのがよいのか?
どちらが勝てるトレーダーの早道になるのでしょうか?
最初のうちは一人のトレーダーに教えてもらうのがよい
一見すると、複数のプロトレーダーから教わった方が、いろんなことが学べて良さそうな気がします。
ですが、それは、逆に言うと、「虻蜂(あぶはち)取らず」になる可能性が高いです。
FXのトレードというものは、見ているポイントというのは、トレーダーごとに違っているものです。
ですので、エントリーポイントや決済のポイントのズレはもちろんのこと、あるトレーダーは買いエントリーだが、他のトレーダーは売りエントリー、ということもありえます。
これらを一色たんにまとめて学習しようとしても、混乱するだけです。
いいとこ取りをしようとしても出来るようにはなりません。
料理研究家にも多くのタイプがあるように、トレーダーにも多くのタイプが存在します。
時短料理が得意な料理家・素材が高めでも美味しさを追求する料理家・カロリーを抑えたものを作るのが得意な料理家、など様々なタイプが存在します。
食材でも、野菜をメインする料理家、その中で夏野菜が得意、さらにトマトベースの料理がメインである、
というように掘り下げていくと、無数の料理家が居るという形になります。
トレーダーに関して言えば、
テクニカル分析がメインなのかファンダメンタルズ分析がメインなのか?
テクニカル分析でも、移動平均線を主にするのか他のテクニカルを使うのか?、
トレンドフォローなのかレンジ攻略がメインなのか?
時間軸は短期で見ていくのか長期で見ていくのか?
通貨ペアはどの通貨ペアでトレードしていくのか?
簡単に挙げただけでも、これだけのタイプに分かれてきます。
ですので、まずは、一人のプロトレーダーに師事して一貫性のあるトレードスタイルを身に付けるということが大事になります。
そこで結果が出せるようになってから、他のトレーダーを参考にしていく、という方向性がいいのです。
しかし、多くのトレーダーは順序を間違って、あれこれと勝てそうなものを吸収しようとしています。
まずは、他の情報はシャットアウトして、一人のトレーダーから、徹底的に真似て学習するというスタイルを取っていきましょう。