トレードのしなやかさと頑固さ

投資で勝ち組になるためには、様々な要因があります。

その中の一つに、しなやかさと頑固さ」というものがあります。

 

「しなやかさ」というのは、トレードする時において、

トレードプランの修正を余儀なくされる時です。

柔軟に動かないと、

損失を大きく膨らませたり、利益を取ることができなくなるため、

必要な行動となります。

 

また、一つのトレード手法にこだわりすぎるあまりに、ずーっと勝てないこともしばしば見受けられます。

現在の私の成績が物語るように、トレードを捨てる、という選択もあります。

こだわり過ぎが死を招くのもトレードです。

 

それとは正反対に、「頑固さ」も必要です。

一つの手法を極限にまで高めて昇華し、

簡単に真似ることが出来ないような職人肌になれば、もう負けません。

 

「じゃあ、どっちがいいの?」

と迷いますよね。

 

ちょっとはずれて、飲食店を考えてみるとわかりやすいかもです。

10年前にものすごく流行ったレストランは、今も残っているでしょうか?

 

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答えは、ほぼ残っていません。

80%が潰れているか、業態変換しています。

飲食業界の移り変わりは異常なほどに激しいのですが、

一方で、昔ながらの手法で、変わらぬ伝統の味を受け継いでいるお店もあります。

 

こう考えると、トレードにおいては、

まずは1つの手法をトコトン追求し、自分に合わないと思ったら、捨てることです。

ここで、注意したいのは、トコトンまでやり切ることです。

ここは「頑固さ」が必要です。

ですので、お金を実際につぎ込んではいくらっても足りないこともありえるので、

デモトレードを十二分にするということが大切です。

そして、手法が体の中に染み付き、

お金を投入するようになる、リアルトレードになったら、

柔軟にトレードプランを変えていき、

損切りは浅めに、利食いは多く取るなど、対応していくのです。

 

言うのは簡単ですが、やるのはかなり難しいです。

そのためにも、あっちにフラフラ、こっちにフラフラするのではなく、

まずはどっしりと構えて、

ひたすらルールどおりになるまでトレードチャンスを待つことぐらいは、

きちんとやるべきでしょう。

 

2つの相反する対応、少しは分かっていただけたでしょうか?


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