海外FX業者を使うことのメリットとデメリット

海外FX業者を使うことのメリットとデメリット

 

FXトレードをやろうとするならば、まずFX業者の口座が必要になります。

FX業者には国内業者と海外業者があります。

普通ならば国内業者を利用するのですが、海外業者をわざわざ使用するメリットはあるのか?ということを今回は解説していきます。

 

海外FX業者のデメリット

わざわざ海外FX業者を使うことはない理由をいくつか挙げておきます。

 

スプレッドが広い

日本の業者はスプレッド競争が激しく、米ドル円であれば、0.3pips程度が普通であるぐらいです。

しかし、海外業者に目を向けると米ドル円でも1.5pipsほどあるのが普通です。

スキャルピングなどの短期取引がメインであれば不向きであると言わざるえません。

 

税率が累進課税

国内業者であれば税率は一律20.315%ですが、海外業者の場合、儲ければ儲けるほど税率が高くなる累進課税です。

また、確定申告時に損益繰越が国内業者では3年間出来ますが、海外業者ですと出来ません。

税負担では海外業者は不利と言えます。

 

海外FX業者のメリット

 

海外業者はデメリットをかき消すほどのメリットも持ち合わせています。

 

レバレッジ規制がない

国内業者であれば、レバレッジは25倍が最高ですが、海外業者であれば数百倍のレバレッジは当たり前です。

中には1000倍という業者まで存在します。

元々、少ない資金で始められるFXですが、本当に学生のお小遣い程度で十分に投資が出来るのが、海外FX業者の魅力です。

 

ゼロカットシステムがある

突然の大暴落などで、ロスカットが間に合わずに、証拠金以上のマイナスが発生する場合があります。

国内業者であれば、マイナス分は、ほとんどが我々トレーダーが負担することになっています。

ところが、海外業者ですと、全ての業者ではないですが、預けた金額以上の損失が発生することはありません。

このような事態は滅多に起こりませんが、安心できるポイントとなります。

 

うまく使い分けるのも手

 

国内業者、海外業者、どちらがいい・悪いということはありません。

あなたの環境や状況に合わせて選択していけばいいですし、両方開設して使い分けていくのもいいでしょう。

まずはどちらか開設して慣れてから、手を付けるようにしていきましょう。


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