ファンダメンタルズ分析において、最も重要なのが情報です。
情報には、流れを確認する情報と、流れを左右する情報の2種類があります。
流れを確認する情報とは、投資家の動向をさします。
基本的には売手と買手によって為替相場が決定します。
そのため、銀行や投資家が、いつ・どのくらいの取引を行っているか、
という情報が需要になってきます。
流れを左右する情報とは政府介入や紛争といった政治的・外交的な情報です。
また、為替取引に関するレポートなども含まれます。
そして、この両方の役割をもつ内容が経済指標や要人発言、イベントなどです。
また、情報には直接為替に影響を与える一時的な情報と、
レポートなどで為替の変動を示唆する情報とあります。
前者については素直に従えばいいと思いますが、
後者については自分が必要だと思う情報だけ抽出されたほうがいいでしょう。
では実際にどうやって情報を入手すればいいか、というと、
FX業者や証券会社のホームページから経済指標カレンダーやマーケット情報を閲覧することが出来ます。
特に経済指標の発表カレンダーはこまめにチェックすることをオススメします。
カレンダーには、いつ・どこの国で・どんな経済指標があるかが掲載されています。
そこには、前回の数値と予想があらかじめ記載されています。