GDPとは平たく言えば、国内で生産されたモノやサービスなどの金額を合計したもののことです。
個人消費や設備投資などの内需と輸出に表される外需で構成されています。
特にGDPの伸び率(経済成長率)は、景気動向を表す重要な指標となりますので、
注目しておく必要があります。
基本的にはGDPが好調と出た国の通貨は買われる傾向にあります。
最も影響力があるアメリカのGDPは、米国内の財とサービスの生産と消費の合計を表します。
ちなみにアメリカのGDPは全世界のGDPの約30%を占めるとも言われています。
経済分析局は、所得をベースにしたものと支出をベースにしたもの、
2種類の補完的なGDP測定値を作成しています。
各四半期末の翌月に発表されるGDP速報値には、
各種の未発表統計、在庫、貿易収支に関する測定値が含まれているため、極めて重要です。