テクニカル分析はあくまで補助ツール
トレード手法は、基本的にレンジ相場攻略かトレンド相場攻略かのどちらかしかありません。
ですが、そのロジックは、細かいことを含めれば、トレーダーの数だけ存在します。
星の数だけあるトレード手法で、どのテクニカルやインジケーターを使用するのか?
というのは悩ましい問題です。
できればベストなモノを使ってトレードに役立てたいと思うのは、誰もが思うところです。
しかし、そこにばかり注目してしまうと本質的な部分を見落としがちになりかねません。
何を重要視すべきなのか?
現在どういった流れになっているのかを分かるようにするには、日足や週足を見るとわかりやすくなります。
大きな足で相場全体の流れを紐解いて、小さい足でエントリーのタイミングを計っていくように使い分けることが大切です。
つまり、上位足を見ながらトレードすることによって、今のトレンドが大きな流れの始まりの部分なのか、既に終わりに近い部分なのかによって、短期足トレードの強気度合いも調整することがポイントになります。
私もこういった、マルチタイムフレーム分析は常に心がけています。
移動平均線やボリンジャーバンド等のどのインジケーターを使用するのかというのは、単純に見やすくするための道具のような位置づけではあって、あまり本質的なものではないというように考えています。
もし、あなたのトレードが結果になかなか結びつかないということであれば、目先のテクニカル分析ツールに頼らず、値動きそのものの分析を勉強してみるのもいいかも知れません。