テクニカルのインジケーターが少ないほうがいいのはなぜか?
以前のブログ記事で、「チャートに多くのテクニカルインジケーターを表示させるのはあまりよろしくない」
ということをお伝えしました。
同じことですが、今回は別の視点から探っていこうと思います。
不要なテクニカルインジケーターは極力排除しておく
以前の私は、テクニカルのインジケーターを、これでもかと導入していました。
見栄えもカッコよく、一端のプロのトレーダーになった感じもしたものです。
確かにプロっぽく見えますが、それで勝てたかどうかというと、お察しのとおり、全く勝てませんでした。
余計なインジケーターは、判断力を鈍らせます。
そして、異なるインジケーターを導入しても、実は同じものを見ていたということはよくあることです。
同じ場面の同じタイミングを捉えても意味はありません。
精度が上がるかもと思うかも知れませんが、そんなにシビアなタイミングでエントリーするのは、数秒ぐらいのスキャルピングぐらいでしょう。
ですので、エントリー条件を加える場合には、異なる視点の条件を加えるべきです。
トレンド系をメインであれば、オシレーター系を入れてみる、というのが定石ではありますが、新しいインジケーターを導入するよりも、いつも使っているインジケーターを違う時間足で使用したり、長めや短めの計算期間で表示させるというものも有効だったりします。
このように、使うインジケーターを絞って見るようにすると、そのテクニカルが持つ特性を把握出来て、強みや弱みもきちんと理解し、精通することが出来ます。
そうなれば、相場の分析スキルも自ずと上がってきます。
自分がコレだと思うテクニカルを絞って学習・分析することは、継続的に利益を上げるポイントにもなりますので、ぜひ、あなたに合った分析方法を開発してみてください。