FXは書籍でもかなりのことが学べる
FXを学ぶ時にあなたはどのような手段で学習していくでしょうか?
ネットで調べる・セミナーを受ける・教材を買う、などの方法がありますが、書籍でも、実は十分に学べます。
体系的に学習するという点では、本で学ぶとわかりやすいことも多いです。
今回は、その中でもちょっと変わった視点からオススメの本を2冊ご紹介します。
「これからパンローリングの投資本を読む人へ」
始めにご紹介するのは、「これからパンローリングの投資本を読む人へ」というパンローリング社の本です。
「パンローリング」とは、投資の翻訳書や解説書などを主に扱っている出版社です。
パンローリングの書籍類は、その筋では有名で、読む気が失せるように字が細かく、結構なほどの分厚目なページ数で完読まで時間がかかります。
ですが、この本は、文庫版サイズで読みやすい投資本です。
FXのみならず、投資全般に渡って、心構え的なことをコンパクトにまとめた本です。
FXの仕組みを知る、初心者向けの本を読んだ後に読むといいでしょう。
「先物市場のテクニカル分析」
私はテクニカル分析派のトレーダーですが、テクニカル分析を学ぶのに最適な書が、「先物市場のテクニカル分析」という本です。
この本はハードカバーの分厚くて、現代のようなカラーページもなく地味で読みにくい感じがします。
しかも、有名なインジケーターのボリンジャーバンド等には触れられていなかったり、値段も4000円ほどするので、手を出しにくいのですが、勝つためのチャート分析のヒントがこれでもかというぐらいに詰まっています。
先物市場と書かれていますが、チャート分析ですので、FXにも当然流用できます。
古典書と呼んでいいものかもしれませんが、私は今でも辞書代わりとして見返すことがあります。
簡単にテクニカル分析が出来るようになってから読んでもいい本で、テクニカル分析の本質を学ぶのには最適な書と言えるでしょう。
本でも十分学習効果がある
ネットが当たり前の時代ですから、本での学習は時代遅れ的に感じるかも知れません。
ですが、ディスプレイから離れての書籍やメモを取りながらの、昔ながらの学習法は、アイデアのひらめきだったり、学習の定着を促進させたりするものです。
FXの学習の土台づくりとして、うまく取り入れて、効果的に学習していきましょう。