FXですぐに退場しなくて済む方法
あなたは、FXで初めてトレードをするときに、どのようにしてトレードをしたか覚えていますでしょうか？
きっと、ドキドキしながらエントリーと決済をしたはずです。
ビビってすぐに利益確定したこともあれば、損切りを躊躇（ちゅうちょ）して損失を拡大してしまった、
ということもあるでしょう。
そして、いつの間にか、トレードも慣れてくるものです。
しかし、慣れる前にマーケットから退場せざる得ない状況も出てきます。
投資として始めたFXですが、右も左も分からないうちに退場してしまうのは、非常にもったいないです。
過去の話になりますが、株の損失をFXで補おうとしてやり始め、含み益100万円超えから一気に強制ロスカットになった苦い経験が私にはあります。
正直、操作方法も非常に簡単で、すぐに大きな利益が出ていたため、ナメてかかっていました。
今回はこのような事にならないためにどうすればよいか解説していきたいと思います。
デモトレードを必ず行う
いくら操作方法が簡単なFXでも、トレードの仕組みがあまりわからない状態で、いきなり、リアルトレードをするのは無謀すぎます。
ですので、デモトレードを利用することを推奨します。
デモトレードでは、トレードで損失を出してもペナルティーを受けることはありません。
つまり、リスク無しでトレードを体感することができます。
私は、リアルトレードで適当に注文を入れて失敗しましたが、デモトレードでは、ポジション量の大きさによって、どの程度利益や損失が増減するかを経験しておくことが可能です。
本当に最初からリアルトレードではいけないのか？
このように解説すると、よく頂く質問の中に、
「デモトレードではリアルトレードに比べると、真剣さがないので始めからリアルトレードがよいのでは？」
というものを受けます。
確かに言うことは理解できますし、否定もしません。
デモトレードを行う目的は、トレードに慣れるためです。
「操作が不慣れで、あれこれしているうちに値動きが進んでしまって損失を出してしまった」
「間違ってエントリー・決済してしまった」
「ロットを変更するのを忘れてしまった」
こういう初歩的なミスは、トレードで起こしてはいけません。
ですので、慣れるまではデモトレードで練習すべきでしょう。
また、ベテラントレーダーであっても、手法を変更した、使うチャートを変えた、
という時は、同じようにデモトレードで慣れるべきです。
身銭を切るわけですから、何事も慎重すぎるぐらいがちょうどいいのです。
しっかりとトレーニングしてから、リアルトレードに臨むようにしていきましょう。
