トレードのほとんどが待つトレード
トレーダーは頻繁にトレードをしてポジションを持っているというイメージがあると思います。
私も日によってではありますが、ポジションを多く持つトレーダーの方です。
しかし、本当に利益を取りにいくのであれば、この考え方は捨てたほうがいいかも知れません。
実際のトレードは待つのが9割
こういうことを書くとびっくりするかも知れませんが、「トレードは待つのが9割」と言っても過言ではありません。
私はトレードチャンスが比較的多いトレーダーと言いましたが、チャンスが無いような時は、全くチャートを見ません。
チラッと確認は適宜行うものの、血眼になってエントリーポイントを探すことはないです。
基本的に、想定しているエントリー条件を満たすまでチャンスをひたすら待つイメージです。
あなたは、トレードをする時にこの「待つ姿勢」というのを徹底できているでしょうか?
おそらく完全に出来ているという人は、かなり少数になるのではないかと思われます。
パソコンやスマホをじっと眺めていると、我慢できずにエントリーしてしまうということは、本当によくあることです。
私も同じ過ちを昔は犯してきました。
マーケットは、エントリーポイントを絞れないトレーダーにはなかなか勝たしてはくれません。
ですので、エントリー条件を満たさない場合は、徹底的に待った上で、ここぞという時だけエントリーする必要性があります。
エントリーポイントを待つためにすること
ただ、漫然とディスプレイを眺めていれば、我慢しきれずにエントリーはしてしまいます。
ですので、しっかりと引き付けてエントリーするために、チェックシートなどを活用してトレードすることをオススメします。
まず、エントリー条件を箇条書きにして、その紙をコピーをします。
そして、エントリーが近づいてきたら、エントリー条件にチェックを入れてすべて満たさなければエントリーをせず、すべて満たしたら、初めてエントリーをする、ということを繰り返していきます。
この運用を徹底することで、感情を挟まずに安定的なトレードを行うことが出来うようになってきます。
感情に流されて焦ってトレードをする、ということであれば、アナログ的な方法ではありますが、効果はありますので、実践してみるとよいでしょう。