FXとは 基本のキその3(通貨ペアとpips)
株式よりも選択肢がかなり少ないものの、
FXを始めるときに、どの通貨ペアでトレードするかというのは、
多少迷うこともあるかもしれません。
初心者、初級者ならば、ニュースの経済情報でも定期的に取り上げられる、
米ドル円(USD/JPY)でよいでしょう。
その他にも、基本的に、通貨の数だけ通貨ペアは存在しますが、
日本で身近なところで代表的なものは、
米ドル円:USD/JPY
ユーロ円:EUR/JPY
ユーロ米ドル:EUR/USD
ポンド円:GBP/JPY
といったところでしょうか。
どれも取引量は多いので、これらの通貨を選んでおけば間違いはないでしょう。
FXで解釈に苦しむものとして挙げられるものの一つに、pipsがあります。
pipsとは、FXでトレードするときに使われる単位で、
通貨ペアが様々なため、一つの通貨で価値を表現できません。
そこでpipsという単位が使われるのです。
pipsは、最小通貨の1%を表します。
円絡みの通貨なら、1pips=0.01円、1銭となります。
108.45円なら5の部分です。
米ドルですと、1セントの1%になりますから、ドルを基準とすると、
1pips=0.0001ドルとなります。
1.2023ドルなら、3の部分です。
なんだかややこしくなりましたが、
円絡みなら小数点2桁目、米ドル絡みなら、小数点4桁目、
と覚えておけばよいでしょう。