トレード手法はいくつぐらい持っていたほうがよいのか?
マーケットを攻略していくためには、トレード手法が必要不可欠です。
トレードのロジックを持たないトレーダーは、いないはずです。
トレーダーにとって、トレードロジックは、資金の次に大切なものというトレーダーも多いことでしょう。
では、トレード手法というのは、何個ぐらい武装していれば、勝てるうようになるものなのでしょうか?
基本的にロジックは一つでよい
トレード手法は、多くあればいいというわけではありません。
というのは、どの場面でどのロジックを使うというのは、実は結構難しいことだからです。
何個もあれば、使い分けをするのですが、大抵は上手く使いこなせないことが多いです。
ですので、まずは、一つの手法を徹底的に使い込みましょう。
一つのロジックでも、検証やデモトレードの繰り返しなどをすれば、多くの時間が必要です。
それが、何個もあれば、何倍にも膨れ上がり、大変な労力になります。
すべての相場で勝つ必要もない
トレードを始めると、「とにかく勝ちたい」「負けたくない」という気持ちが強すぎるために、すべての相場で勝とうとします。
ですが、これは無理な話です。
どんなに熟練したトレーダーでも出来ませんし、出来るとすれば、神様だけでしょう。
「こんな時こそ、手法の使い分けをしたら良いのではないか?」
と思うかも知れません。
確かにそのとおりですが、何度も言うように、これは難易度が上がります。
むしろ、一つの手法を改良して、調整してトレードした方が、新たな手法を実践するよりかは、上手くいくことが多いです。
もし、手法にフィットしない相場でしたら、無理にトレードはやらないことです。
これは、逆にロジックの弱点を知っているということですので、苦手な場面では引くということが出来て、無駄打ちが減り、結果的に成績は上がっていきます。
一つの手法を極めてから他の手法を学習するようにすると、学習効率も良くなります。
あちこち手を出さずに、まずはメインのトレード手法をマスターすることを考えていくようにしましょう。