時間軸を変えてトレードする難しさ
単一でのトレード手法で利益を取るには限界があります。
相場状況によっては、デイトレードでも全くトレードが出来ないということもありえます。
こういう時は、時間軸を変えてトレードすれば、トレード機会も増えていきます。
ただ、時間軸を変えてトレードすることは慣れないうちはやらない方がいいものです。
それはどうしてなのでしょうか?
全く別物のトレードになりえる
相場に応じて時間軸を変幻自在に変えていくことができれば、まさにプロトレーダーしてやっていくことも可能になってきます。
ただし、時間軸の変更でのトレードというのは、容易(たやす)くはありません。
それは、共通の手法で時間足だけズラしてトレードすればいいというわけではないからです。
例えば、山であれば同じ山であっても、高度が違えば全く違う生物が生息して、異なる生態系が存在しているようなものが相場の世界にもあります。
同じ高地でも高度の差があると見える景色が異なります。
チャート分析の1分足ではファンダメンタルは関係ありません。
5分足から15分足ぐらいのデイトレードの場合、指標発表やそれぞれの市場の切り替わりを考慮しなければなりません。
それ以上のスイングトレードになると、テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタルの要素の割合も加味する必要があります。
相場に応じて時間軸を切り替えながら、そして、その時間軸の特性を加味しながらトレードしていくことが、プロトレーダーへの入り口にもなります。
ただし、何度も言っていますが、まずは単一の通貨ペア・時間軸で練習を重ねてリアルトレードでも利益を確実に出せるようにしてから行うようにして下さい。
一つ一つ課題をクリアしながら稼げるトレーダーを目指していきましょう。