土日を除いて、経済指標は毎日何かしら発表があります。
経済指標が発表されると、それにともなって為替相場が変動します。
それは、経済指標の発表によって、その国の今の経済事情を把握する事ができるため、
その国の通貨がどれだけの信頼があるかを測る一つの目安となるからです。
経済指標を見る時に重要になるのが予想値と前回の結果です。
この2つの数値と比較して、発表される経済指標が
良い場合、悪い場合で相場が大きく動く可能性があります。
例えば、アメリカの失業率が前回8%、予想値9%とします。
結果が7%なら2つの数字よりも良いため米ドル買いとなりやすくなり、
反対に結果が10%なら2つの数字よりも悪いため、
米ドルが売られやすくなります。
極端な例を上げましたが、重要視するのは前回の結果よりも予想値です。
これを上回るか下回るかがとりあえずのポイントとなります。