ヒゲとはローソク足の上下に出ている細い線のことです。
為替の動きで陽線が続き、上昇が続いている時に、上ヒゲのついた陽線が出た場合には
上に壁があることを予感させます。
壁があると、為替はこの壁を壊すだけの勢いがなければ、逆の流れに切り替わることが多いのです。
つまり、上ヒゲが発生したことは、このまま上昇したいけれど、壁にあたって反発した、
と読み取ることが出来るのです。
逆に為替の動きで陰線が続き、下落が続いている時に、下ヒゲのついた陰線が出た場合には
下に壁があることを予感させます。
この壁は上ヒゲと同様に、為替が壁を打ち破るだけの勢いがなければ流れが逆転します。
ところで、壁の厚さなのですが、ヒゲの長さによって厚さを見極めます。
壁が薄ければ反発も小さいので、ヒゲの長さが短くなります。
しかし、壁が厚いと反発も大きいのでヒゲが長くなります。
とにかく、長いヒゲが出た時は、反転のサインとなることが多いということです。