トレード学習での忘れやすさについて

トレード学習での忘れやすさについて

トレード学習では、覚えることはそれほど多くはありません。

しかし、「この前勉強したのに、このようなチャートに遭遇したはずなのに、忘れてしまっている・・・」

ということはないでしょうか?

学習したことを血肉としていかに変換出来るのかということは、どの人間にも共通して悩むものです。

 

この唯一の解決法は、行動することしかありません。

 

例えばですが、自転車が乗れない人がいて、「自転車の簡単な乗り方」という本を10冊読んだとしても、友人が付いてくれて教えてくれたほうが何倍も早く乗り方をマスターするはずです。

体で覚えることが上達も早いというのは、誰もが経験していることでしょう。

 

トレードも同じことで、体に染み付いたスキルは、頭と体が的確に動き利益につながっていきます。

学習したことをノートに書き留めたり、過去チャートを多く見て気になる箇所をスクリーンショットしたり、このように実践、アウトプットしていくことが何よりも重要です。

 

エビングハウスの忘却曲線というものがあります。

それによると、人の記憶というのは、

20分後:覚えた内容の42%を忘れ

1時間後:覚えた内容の56%を忘れ

1日後:覚えた内容の74%を忘れ

1週間後:覚えた内容の77%を忘れ

1ヶ月後:覚えた内容の79%を忘れる

と言われています。

使わないと忘れてしまうのは、ごくごく当たり前のことです。

 

これは、筋肉と一緒で、どんなに1日だけ鍛えても、1週間、1ヶ月、その筋肉を使わなければ、たるんでしまうことと同じです。

「いかに必要か」と脳や体に刷り込ませ、定着させるのがポイントとなります。

ですから、トレードも例外ではなく、才能ではないということが言えるのです。

 

学習して最初に実践するのは、とても疲れます。

これは、脳の前頭葉を使っている証拠です。

それが、しばらく続き当たり前になってくると、小脳という部分に行動が刷り込まれます。

こうなると、機械的に物事を進められるようになります。

 

「実践トレーニングをして繰り返す」

単純なことを繰り返していくだけで、スキルは上がっていきます。

ぜひ、面倒臭がらずに行動・実践を繰り返してください。

もちろん、振り返ることも忘れないようにしていきましょう。


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