値動きはなぜ起こるのか?
FXに限らず、取引市場が公開されているものは、値動きの大きさ・小ささはあるものの、常に変動しています。
私達は、その動きを利用して利益を上げていくのですが、この値動きはどうして起こるのでしょうか?
この根本的な問題を今回は解説していきたいと思います。
値動きはランダムなのか?
通貨の動きはランダムに動いているように見えます。
実際にそのような部分もありますが、それだけではありません。
FXの場合、その通貨を買いたいと思う人がいればレートは上昇しますし、売りたいと思う人がいれば下落していきます。
結局のところ、値動きは取引をしている人間によって生まれているということです。
トレードをする上で考えるポイント
買いであれば、新たに通貨を買いたいと思う取引で生まれますが、今までポジションを持っていた人が決済をすることも買いに含まれます。
つまり、売りのポジションを持っていて利益確定の決済で買う、損切り確定の決済で買う、ということです。
同様に売りについても、新たに通貨を売りたいと思う他にも、買いのポジションを持っていた人が利益確定の売り、損切り確定の売り、をすることでも売りは生まれます。
ですので、トレードで考えることは、多くの人が買いたい・売りたいというポイントだけではなく、決済取引をしそうなポイントも狙えるということになります。
当然、重なるポイントはチャンスになるということになります。
値動きは、買いたい力と売りたい力の多数決の原理によって、動く方向が決定されるということを意識しておきましょう。
これを考えるだけでも、成績は変わってくるかも知れません。