大きな指標発表時のトレードで稼ごうとするのは危険
トレードでは要人の発言や雇用統計の発表や政策金利の発表などにより、レートが大きく動きがちになります。
このような時は、「狙っていこう、大きく稼ごう」というトレーダーも大勢います。
事実、この様なときだけを狙ったプロのトレーダーもいるほどです。
しかし、こういった一発逆転のトレードは危険です。
指標狙いは普段のトレードの不満の裏返し
「一発逆転を狙うトレードをしたい」、という根源には、「普段稼げていないから」という心情があるから、そのような感情になるということがあります。
平常時のトレードで、ある程度の成績が残せていれば、乱高下や大きな動きが出る危険な相場にわざわざ乗る必要はありません。
こういった大きな動きのときは、誰しもそのプライスアクションに翻弄されてしまうことは、往々にして起こります。
相場のお祭り騒ぎというのは、確かに短期間で利益を出せる場面ではありますが、逆に言えば、短期間で損失も出しやすい状態です。
もし、上記のような気持ちが出ているのならば、普段のスキルアップを図るべきです。
危険な荒波に向かうよりも、穏やかな海のほうが魚は得やすいでしょう。
相場に惑わされない地固めをするということは、トレードでとても大切であることを認識しておきましょう。