あなたにFXの適正はあるか?
世の中のあらゆるものに向き不向きがあるように、FXトレードに取り組む中にも適正があるかないかというものはあります。
ではどのような人が向いていて、どのような人が向いていないのでしょうか?
FXの適正がある人
利益を上げるために明確な目的意識がある人が当てはまります。
FXでは感情をコントロールしながらトレードすることで、結果が徐々に表れてきます。
目的意識が曖昧ですと厳しいマーケットの世界では、容易に感情に流されてしまうものです。
「自分がどのような理由でどのようなためにトレードをしているのか?」
そして、「そのためにどうすればいいのか?」
というのを自問自答し続けられることが大事であり、常に意識出来る必要があります。
FXに適正がない人
一攫千金が狙えると思っている・FXをギャンブル的に考えていれば、向いているとは言えないでしょう。
ギャンブル思考でのトレードというのは、間違いなく身を滅ぼします。
感情的にもなってしまえば、そこから這い出すことは簡単なことではありません。
ギャンブルのように感情が高ぶるのが楽しいと感じることもありますが、常にそのように感じるのであれば、やめたほうがいいかも知れません。
また、一回の負けも許せないような人も向いているとは言えないでしょう。
FXで利益を積み重ねていく過程は、直線的に増えていくわけではありません。
上下を繰り返して、スランプや調子がいい時を繰り返しながら徐々に資産を増やしていくものです。
勝ち負けを繰り返しながらコツコツと増やしていくイメージです。
この世の中には100%の勝率の手法というものは存在しません。
勝ちだけを掴み続けるというのは不可能です。
ですので、たった一度の負けも許せないような人だと、せっかく勝てる手法を入手しても、ちょっとの負けで見切りをつけてしまいかねません。
結果、いつまで経っても勝てないトレーダーになってしまうのです。
能力不足は関係があるか?
よく、「FXの知識が全然なく、パソコンやタブレット・スマホの操作が苦手だから向いていないのでは?」
という質問を聞きます。
これらに関しては全く関係がありません。
私も最初は全く何も知らないズブの素人から始めましたし、横文字も受け入れ難かったです。
誰もが最初は初心者であり、知識がなければ学習すればいいだけのことです。
今や書籍だけでなく、ネットで検索をすれば、関連する記事はいくらでも探せます。
また、横文字が多いFX用語もトレードするにあたっては、それほど覚えることも多くはありません。
操作に関しては、慣れの問題だけですので、時間が多少かかっても必ず出来るようになるものです。
つまり、明確な目標と本気で行う意志があれば、FXが適正かどうかの問題は基本的にクリアになるということです。
鼻から出来ないと諦めずに、年のせいだからと諦めずに、前を見続けて取り組むことをオススメします。