ボリンジャーバンドを開発した「ジョン・A・ボリンジャー」とは?

ボリンジャーバンドを開発した「ジョン・A・ボリンジャー」とは?

チャート分析を行う時に、

「移動平均線の次にメジャーなものは?」

と聞かれた時に、ボリンジャーバンドの名前が出てくるのではないでしょうか?

MT4のデフォルトのチャートにも表示されていたりするので、誰でも1度はお目にかかっているぐらいの有名なテクニカル分析の一つです。

今回は、ボリンジャーバンドの生みの親、「ジョン・A・ボリンジャー」を紹介します。

 

目指していたのは小説家だったが・・・

 

1950年にアメリカのワシントン州のバーモンドで生まれたジョン・ボリンジャーは、26歳までは小説家として生活を送っていました。

カリフォルニアに移住し映画の仕事を探してはいたのですが、大きな名声を得ることはありませんでした。

今後の生活にも不安をよぎり始めた頃、以前から興味があったトレード、ブローカーとの出会い、パソコンの普及、ということが重なり、トレーダーとしての人生を始めることとなります。

1980年には、専業トレーダーとなり、ボリンジャーバンドを開発したのは、その4年後になります。

 

その後は、破竹の勢いの活躍です。

7年間「Financial News Network」というファイナンス専門のサイトでチーフマーケットアナリストと活躍、

その後もアメリカの名だたるメディアのファイナンス部門のコメンテーターやアナリストとして、そのスキルを発揮してきました。

同時に、自身で投資マネジメント会社の「ボリンジャーキャピタルマネジメント」を創立し金融アナリストの地位を盤石のものとしています。

この会社は、10億円以上の超富裕層の個人投資家や、企業、退職年金基金、信託会社などを対象とした運用サービスを行っています。

今なお、現役のフィナンシャルアナリストとして活動しています。

 

ボリンジャーバンド開発当時

 

1980年代も、まだまだ金融の取引は、ファンダメンタルが中心で、テクニカル分析もまだ少数派でした。

その頃、テクニカル分析の必要性は、テクニカルを使うトレーダーであれば感じていて、新しいテクニカルをマーケット関係者が欲していた時期でした。

まさにベストタイミングでボリンジャーバンドが開発されたとも言えます。

ボリンジャーバンドは、標準偏差・ボラティリティーの概念を加えたテクニカル分析ですが、その完成までには4年もの歳月を費やしました。

パイオニアとしての苦労は、やはり大変なデータ取りや研究によって生み出されたものとも言えます。

この頃からテクニカル分析を主としたトレーダーが利益を多く出すようになり、世界中にテクニカル分析が普及する先駆けを作った一人とも言えるかも知れません。

 


>>矢田が実際に使用している「超実践型FXテンプレート」無料提供!

・チャートのどこに注目すべきかわかる
・利食いポイントが見える
・勝率アップが期待できる
・利益金額ももちろんアップ!
【無料】超実践型FXテンプレートを受け取る