トレードロジックを整理する
トレードで、エントリーと決済どちらが難しいと言えば、決済のほうが圧倒的に難しいということは、このブログをお読みならわかると思います。
エントリーは、ほぼルール化出来ますが、決済のルール化は実は難しかったりします。
その時に、ルールを整理するということは、必ず必要になってきます。
今回は、そのトレードロジックの整理について、解説していきたいと思います。
決済が難しいワケ
決済のルールを決めることが難しい理由は、2つあります。
まず、エントリー後は、レートの推移や時間帯等を考慮する必要があり、単純にルール化するというよりも、総合的に判断するほうが、利益を無駄に削ることなく、伸ばせる所を伸ばすことが出来て、効率的に資金を増やすことが出来ます。
もう一つは、値動きの大きさがあります。
相場のボラティリティーによって決済を可変させないと、すぐに損切りや利食いに引っかかることがあります。
損切りはまだいいとしても、利食い場面では、獲得pipsが大きく取れる場面もあるので、もったいないことがあるものです。
トレード自体はシンプルに行いたいものですが、トレードルールの確立というのは、このように、なかなか難しかったりします。
あらゆる相場で適応するルールというものは、ありませんので、そういう意味ではトレードの奥深さを感じることでしょう。
人に伝えるを意識する
プロのトレーダーも初級者のトレーダーも、トレードにおいて、感覚的な部分というものは持っているものです。
特にプロのトレーダーは、相場観やニュアンス的なものがエッセンスだったりすることがありますので、トレードを教えようと思っても、きちんと伝えにくいことがあります。
ですので、まずは、自分の手法を振り返って、きちんとその手法を伝えきることが出来るか、ということを意識してみましょう。
教えるだけの理由や根拠があるのか?ということにフォーカスすると、曖昧だった部分が浮き彫りになるものです。
特に決済に関しては、メンタル的な部分も現れてきますので、しっかりと論理的に説明できるように振り返ってみることをオススメします。