利益を出すノウハウは書籍にある?
FXで勝てる手法がないか期待して本屋さんに探しに行くこともあろうかと思います。
今や、大型書店には、投資に関する書籍の棚があり、FX関連の本も溢れかえっています。
初心者の方が、FXの仕組みを知るために体系的に知ることでこのような本を読むのはとても効果的です。
それは、ネットの断片的な知識よりもはるかに効率よく学べるからです。
ただし、勝つノウハウを求めて、読み漁るのはオススメはしません。
曖昧なルールでよいのか?
書籍の何が悪いかと言うと、ほとんどの場合、トレードルールが厳密でなくトレーダーの裁量に任せた
ノウハウが多いからです。
例えば、チャートの読み方からエントリーのポイントまで解説していたとしても、決済のポイントがあやふやだったりします。
安定して勝つためには、
・エントリーと決済の明確化
・資金管理の方法
・メンタルの考え方について
など、考えなければならないことは結構あります。
しかし、このような細かい部分までは、書籍には書かれていないことが多いです。
そのため、書籍に書かれたエントリーポイントでエントリーしても、その後、どこで決済していいのか
分からなくて、早めの利確や損切りを入れないなどの行動を取って、結果的に損失の方が大きくなってしまうことがあります。
本当に勝つためのルールは、各個人の感情が入り込むスキがないくらいに決めておかないと、どこかで勝手な解釈をしてしまうものです。
そのため、書籍に書かれているような一部のルールだけを鵜呑みにして、トレードを始めても上手くいかないとが多いのです。
もちろん、本のノウハウを参考にして自分で検証して、自分なりのトレードルールを作り上げるのであれば、
読む価値はあります。
手短に勝ちたいという考え方で書籍を読んで、安易にトレードするのだけは気を付けておきましょう。