投資信託の初心者がスタートする時に参考にする金額は?
投資にお金を回したいものの、一体どれくらいの金額を回したらよいかというのは悩ましいものです。
その考え方と目安というのをみていきましょう。
余剰資金で行うべきものということは、以前お伝えしています。
まずは月々の生活資金の約6ヶ月分を貯めた上で、月々の支出で残った金額を余剰資金として投資に回すということが前提です。
残った月々の金額全額投資に回すということで構わないのですが、それには抵抗感があるかもしれません。
長期積立を意識するのであれば、確実に投資に回せる額でいいでしょう。
決まった額を引き落としという形でいいと思います。
ここで注意したいのは、先月は1万円、今月は余裕があるので2万円、来月は厳しそうだから0円
というようにムラがあることです。
相場状況によっては、そのようなムラ買いでいいこともありますが、投資に回さない月が買いどころということはよくあります。
ですので、余剰全額を投資に回すということでなければ、毎月決まった額がやはりいいことになります。
あくまで目安となりますが、多くの世帯は月4万~5万円の貯蓄をしているというデータがあることから、
そのうちの半分の2万円ほどは緊急時の出費に残しておいて、残りの2万円を投資に回すということなら、無理はないかと思います。
それぞれの生活スタイルにもよりますが、月々の余剰金の50%ぐらいなら心理的負担も少ないでしょう。
投資は短期で考えるのではなく、長期で計画的に考えていくことが重要です。