投資素人でも1万円からできる「不動産投資」はあるのか?
不動産投資には興味はあるけれど、
目利きが難しい、ローンを組むのが怖い、購入しても空室リスクがある
など手は出しにくいものです。
実はもっと簡単な不動産投資法があります。
それが、REITです。
REITは、投資家から集めた資金を元にして不動産投資を行います。
そこから得られる賃貸収益や売買益を投資家に分配するという仕組みです。
直接購入する不動産との違いを表で比較してみます。
直接購入 | REIT | |
対象物件 | 住居 | 住居・オフィス・ホテル・物流など |
資金調達 | 大きい | 少額OK |
選択 | 目利き必要 | 専門家が選定 |
分散度 | 資金調達すれば可 | 分散可能 |
管理 | 管理必要 | 不必要 |
売買 | 相対取引 | 証券市場で売買 |
REITは直接不動産投資を行うより利回りが少ないと思うかも知れませんが、おおよそ5%以内で推移しています。
そもそも利益額の90%を投資家に分配することで課税が免除されるので、投資家への還元度は高いです。
ただ、いいことばかりではなく、どんな投資でもリスクはやはりあるもので、
景気悪化等で地価が下落したり、天災などで建物が損壊すれば、当然損失を出す形になります。
日本のREIT、「J-REIT」は60銘柄ほどありますが、アメリカがREIT市場の60%以上を占めているので、アメリカのREITも投資対象にしていくのもいいでしょう。