税金しっかり納めてますか?税務調査の対象になりやすい人とは?
今年は、新型コロナウイルスの影響で確定申告の提出期限が1ヶ月送れてOKになりました。
それだけでなく、期限を区切らずに、提出期限以降であっても柔軟に受け付けることとなりました。
ところで、我々が恐怖に感じる税務調査の実態というのは一体どのようなものなのでしょうか。
まず、税務調査の流れですが、
確定申告提出後から早ければ数ヶ月で税務署から連絡がきます。
そこでアポイントを取ります。
調査は3年分が基本です。
ニュースで流れる巨額脱税のようにいきなり税務調査が入るということはありません。
また、税務調査に入られるのは1%ほどと言われていますので、普通に申告していれば、よほどのことがない限りは大丈夫そうです。
ただ、もちろん、その申告がおかしければ簡単に目をつけられ、調査に入られます。
そのポイントは何点かあります。
1.数字の急激な増減と矛盾
前年比10倍などの売上があった時は、調査に入られやすいです。
その時に利益があまり前年度と変わらなければ普通の人が見ても違和感を感じます。
交際費が異常に増えているような時も同様です。
2.売上1000万円以下でウロチョロしている
1000万円以上あると、消費税がかかります。
このボーダーラインでの差はかなり大きいです。
900万円の売上が続いているとなると、なにか数字の上での操作をしているのではと勘ぐられます。
3.白色申告している
青色申告の方が白色申告より面倒ではありますが、メリットは圧倒的に大きいです。
なのに、売上が大きくあるのに白色申告をしているとなると、目をつけられやすくなります。
4.タレコミ情報がある
意外とあるのがこのタレコミです。
従業員や身内、友人、同業者には、現状を正直に話していたりします。
そこで恨みつらみがあると、タレコマれます。
税務署は違和感があれば調査に出向こうと思い立ちます。
これは、我々がよく目にする迷惑メールやweb上のフィッシング詐欺の変な感覚と同一です。
税金は国民の義務ですので、節税できる範囲で節税して、しっかりと納めるようにしましょう。
後で泣きを見るのは自分です。