数字に強いとFXにどんな影響が起こる?「数字に強くなる方法」
FXは勝った負けたの世界ですが、数字でその結果が表されます。
pips、勝率、勝ち金額、負け金額、リスクリワードレシオ、などなどです。
普段から数字に慣れ親しんでいないと混乱するかも知れませんが、数字にある程度強くなることは必要です。
ところで、数字に強いというのは、計算が得意とかいうことではありません。
数字の感覚を浸透させることで、言語への変換ができて、仮説のプランニングが上達するのです。
例えば、トレードの成績が思わしくなかったりします。
ここで、成績が悪い、とだけ思うのではなく、なぜ悪いのかということを、
損切りが原因なのか、利食いが原因なのか、エントリーポイントが原因なのか、
などの気づきを得るということです。
そういったストーリーを作ることが出来ると、トレードの修正がうまくいきます。
では、数字に強くなるためにはどうしたらよいでしょうか?
それは、日常に数字を織り込むということです。
トレード成績をきちんと数値化記録して、トータルいくら勝ったか、負けたか?
昨年度や先月の成績と比べて何%上昇したのか、下落したのか?
ということを数字で語れるようにするということです。
また、数字を使って日常生活を推理するといったことも有効です。
フェルミ推定という考え方があります。
少ない手がかりから予想もつかない数字を論理的思考力を頼りに概算することです。
例えば、日本には電柱が何本あるとか?
日本の年間結婚件数はどれくらいか?
というような問題です。
ここまで難しくなくても身近で難易度の低いもので考えていきます。
お昼にお弁当屋さんに行った時に、そのお店の1日の売り上げはいくらぐらいか?
飲みに行った時に、1日の客数はどれくらいか?
などということです。
難しいと感じるかも知れませんが、やっていると、ある程度パターン化できて、計算順序も決まっているので慣れてくればすぐに計算できるようになります。
日常生活の中に数字を多く使うことによってこれらを鍛えることが出来ます。
新聞やニュースで見る数字もこれらを意識することで見方も変わってきます。
トレードをやる際に特別に数字に強くなる必要はありませんが、ある程度考えられるようになると成績にも変化が生まれてきます。
弱いと感じていたならば、日頃から数字に触れるようにしてみてください。