貯金より投資をしたほうがいい理由
日本人は貯金が大好きな国民です。
周りの人を見ても、貯蓄をするのが当たり前の雰囲気さえあります。
ですが、これは世界の非常識と言いませんが、不可思議な1つとも思われています。
とにかく高い日本の預金率
世界に目を向けてみると、アメリカでは、預金率が約13%、ユーロ圏では約30%です。
対して日本では50%超えです。
つまり、金融資産の半分以上を預金で持っているということになります。
逆に、投資比率(株式や投資信託や債権)を比べてみると、アメリカでは50%超え、ユーロ圏では、約30%です。
日本はと言うと約15%ぐらいです。
とにかく日本人は投資に対して消極的です。
日本人が投資をしない理由
日本人が投資をしない理由の3大理由として挙げられるのが
損をすることがイヤ・難しそう・知識がない
ということです。
投資に関する知識というのは、ほとんどの人は学校で学ぶことはなく、社会人になって実践することから始めます。
予備知識がほとんどないところで実践しても、いい結果に結びつくわけがありません。
当然損失を出して、投資をギャンブルと同じように考えるようになっていきます。
親や周囲の人がそういう状態ですから、投資に対するネガティブなイメージは、なかなか払拭されてこないのも納得がいきます。
資産運用をしないとどうなるのか?
日本人気質もあるのかも知れませんが、必要以上に手元に現金があっても仕方がありません。
動かないお金は死に金であり、経済も動いていきません。
貯蓄から投資への安易な啓蒙活動は良くはありませんが、リスクがほぼ無いような金融商品も多く存在します。
銀行に預金していても、今は利息がほぼつかない状態ですから、積極的に運用すべきと考えます。
まずは調べてみることから始める
ただし、現状では投資に関しての学習をどうすればいいのかということはわかりません。
まずは、ネットや本、無料セミナーなどで情報収集を行っていきます。
思っている以上に得られる情報は多いことがわかるでしょう。
タンス預金や銀行預金がいかにもったいないかを知るいい機会になると思います。
そして、余裕資金で始めてみることをオススメします。
損失が出ないような超低リスクのものから始めて、徐々にその感覚を養っていくようにすればいいでしょう。