金融商品ってどういった種類があるの?
投資をするにあたって、金融商品を選択するわけですが、その商品は多岐に渡ります。
そもそも金融商品とは、証券会社や銀行、保険会社などの金融機関が販売する商品を指します。
その分別には、以下の3つのスケールが存在して、これを元に選択をしていきます。
収益性:文字どおりその商品を買って値上がり等を期待するものです
流動性:必要な時にすぐに現金等に変えられることです
安全性:元本保証などがそれにあたります
ただし、この3種をすべて兼ね備えている商品はありません。
あれば誰もがそれを購入するでしょう。
あなたの現在の生活状況や今後の資金の活用、投資期間に応じて優先する事項を考えて投資していきます。
どのようなものがあるか、簡単にまとめておきます。
お財布代わりになる金融商品
普通預金:言うまでもなくいつでも出し入れができる預金
貯蓄預金:一定額以上の残高があれば普通預金より利率がよい
MMF:短期の金融商品を軸にリスクの低い安定した運用商品
MRF:銀行口座とほぼ同じ役割の証券口座
安定性がある金融商品
定額預金:利回りも普通預金よりあり換金も直ぐにできる
変動金利定期預金:半年ごとに利息が見直される
スーパー定期:目的に合わせて運用期間の選択ができる
期日指定定期預金:預金者が満期日を指定できる
長期国債:償還期間が長いため高金利時を狙うとよい
公社債投信:証券会社の安定利回り商品
ワイド:預け入れ時の金利が満期まで継続する固定金利商品
積み立てに向いている金融商品
自動積立定期預金:自動で天引きで積み立てる
財形一般貯蓄:預け入れ額や積立目的も自由な天引き積み立て
財形年金貯蓄:積み立てた元本を年金として受け取る商品
純金積立:毎月一定額で金を買い増していく金の積み立て商品
ハイリスクハイリターンの金融商品
株式:銘柄選びに難儀する
株式ミニ投資:売買単位の1/10で購入できる初心者向け
株式累積投資:株式の積み立て
転換社債:株式の収益と社債の安定性を持つ商品
外貨預金:為替差益に注目する商品
外国債券:為替リスクはあるが利回りがよい
外貨建てMMF:利回りは為替差益の影響があるが手数料が安い
金融商品は目もくらむほど多い
金融商品には本当に多くの種類があり、予備知識がなければどれを選んだらいいのかわからないものです。
ですので、しっかりと上記のように、概略だけはつかんだほうがいいでしょう。
次回は、その大まかな選択方法を少し突っ込んで見ていきましょう。