大損失を招く選択肢とは?
私は、FXトレードは、将来の資産形成を担う重要な位置づけと考えています。
現状、着実に利益を上げているので、これほど資金効率がよい投資は、そうないと感じています。
一方、FXをギャンブルのような偏見で見ている人は、資金管理が甘かったり、無茶なトレードをしがちです。
その差は、どのような場面で違いが出てくるのでしょうか?
損失後のトレードでわかるギャンブル体質
ここで1つ問題です。
トレードで-20pipsの損失を負ってしまいました。
この時、次のトレードで、あなたは次のどちらを選択しますか?
A:同じロットでトレードをして、20pipsを取り戻そうとする
B:取引ロットを2倍にして10pipsで損失分を取り戻そうとする
どちらが正解・不正解はありませんが、Bを選びがちであれば、危険な徴候と言えます。
Bの場合、確かに少ない値動きで負けた分を取り戻せますが、また損失を出した場合、さらに傷口を広げてしまいます。
大きな損失を出すようなトレーダーは、このBのような考え方をして、負けたら熱くなり、次のトレードで倍返ししようとロット数を急に上げたりします。
大体このようになると、冷静な判断は出来ないものです。
一度開けた傷口を治すことなく、さらに広げて瀕死状態になってしまいます。
ロットの上げ下げは慎重にするべし
「早く儲けたい」、「早く取り戻したい」という気持ちはわかりますが、他のトレーダーから見れば、いいカモです。
トレードでのヒートアップは、トレードの成績に直接影響を与えます。
感情が揺れ動くほど、損失を膨らませる原因になると思っていたほうがいいでしょう。
損失が出た時には、ロット数に比例して損失額も増えていきますので、資金量に合わせて慎重にロットの上げ下げをすべきです。
ギャンブルトレードにならないように、平静を保つ意識を常に持つようにして、トレードに臨むようにしていきましょう。