新しいトレードロジックを導入する時の手順
トレードロジックはトレーダーごとに存在すると言っても過言ではありません。
さらに、トレーダーは一つしかロジックを持っていないということは少ないと思いますので、星の数ほどのトレード手法があるのではないかと考えられます。
現在あなたが使用しているロジックが、相場とマッチしていない時、他のロジックでトレードをしていった方がいい場合はよくあるものです。
では、どのように新手法を開発していけばいいのでしょうか?
3段階を意識する
その段階は基本的にいつも一緒です。
まずは「投資アイデア」を考えます。
これはチャートを見ながら思いつくこともあれば、さまざまな切り口で過去の値動きデータを分析して、値動きのクセを発見することもあります。
アイデアが明確になったら、次は「バックテスト」をしていきます。
バックテストでは、思いついた投資アイデアを過去チャートでシュミレーションして、得られるパフォーマンスを測定していきます。
その結果が問題なければ、最後に「フォワードテスト」を行います。
この段階では、実際に現在の相場でアイデアを試しつつ、そのパフォーマンスがバックテストと同じ程度の結果になるかどうかを確認していきます。
新たな手法を実践で取り入れるには、ここまでの流れに問題がないことが必須条件です。
思いつきをそのまま実践トレードに反映していたら、まずは、簡易的でもいいのでこの手順は踏んでください。
これは誰かから学んだ手法を改良したり、自分なりのアレンジを加えるときも一緒です。
必ずテストが必要ですし、ここを怠るくらいなら、トレード自体しない方が無難です。
アイデアを発見する→バックテストをする→フォワードテストをする
そして、またアイディアを考える…
利益を大きく出したいと思うならば、常にこの行程を繰り返し、現在の相場への最善の方法を模索する必要性があります。
いい加減であれば、いい加減な結果しかついてきません。
それが相場ですので、当たり前のものとしてしっかりと手順を踏んで、取り組んでいってみてください。