手法の良し悪しを知るためには?
新手法の開発をやったことがあるでしょうか?
一般的に、過去チャートの値動きから検証するテクニカルが、実践で使えるのかを判断しているかと思います。
検証の第一歩としては私も同様のステップを踏みますが、実はこの検証方法の精度はあまり高くはありません。
と言うのは、直近のテクニカルは常に終値、確定値ベースで表示されていたり、ローソク足も終値ベースとなっているからです。
つまり、リアルタイムで一時的に変化するローソク足やテクニカルの形が、全て無視されている可能性があるということです。
トレードは、当然リアルタイムで行うので、どうしてもズレが出てしまいます。
では、どういった検証方法がベストなのでしょうか?
1.フォワードテストの実践をする
まず一つ目に挙げられるのは、フォワードテストの実践です。
実際に動いているチャートで検証してみて、どれくらいのパフォーマンスとなるかを検証する方法です。
これを無視して、いきなり実弾を投入さすることは非常に危険です。
まずは途中経過の値動きを加味しても、同様のパフォーマンスとなるかどうかを確認することが大切です。
2.リアルトレードでも終値だけでトレードする
過去チャートと全く同じように判断できる方法として、終値が確定した瞬間に判断しトレードするという方法もあります。
この方法であれば、常に確定値をベースに判断しているため、過去チャートで検証した状態と限りなく近い状態を再現することが可能です。