災害時のトレードで気をつけたいこと
日本は世界有数の地震大国です。
海外からくる観光客は、地震に遭うとかなりビックリされるようです。
そして、夏から秋にかけては台風、近年はゲリラ豪雨・電力不足も頻繁に起こるようになり、小国でありながら災害に見舞われやすい国と言えます。
あなたは、そのような災害時のトレードリスクというのは考えているでしょうか?
損切り設定の大事さ
地震が起きた時は、まず、身の安全が第一ですが、トレードで大切なことは、ポジションをクローズさせることです。
大きな地震が起きた時は、値動きも大きな乱高下をするものです。
あの東日本大震災の時も大乱高下が起きました。
一度6円ほど急落して、その後は9円ほど上昇しています。
損切り設定をしておけば、資金が全て無くなることはありませんが、このような有事の時には、何も設定をしていないと強制ロスカットとなり、途方に暮れることになります。
事実、この時の動きは急変動過ぎて、多くのトレーダーが退場を余儀なくされました。
このような時は、損切り設定をしていてもレートがスベリ、損失が大きくなりがちです。
地震などの災害が起きてから、トレードの方に神経を向かせるということは、並大抵のことではありません。
それよりも、通信手段が切断されてしまい、トレードをしようにも出来ない状況になることも考えられます。
ですので、日頃からエントリーをしたら、損切り設定をする、ということを必ず意識しておきましょう。