よく言われる「リボ払い地獄」とは?クレジットとの違い
昨年の消費税増税でキャッシュレス決済が推進されて、交通系ICカードでの決済やQRコード決済などを使用していると思います。
昔からあるキャッシュレス決済は、クレジットカードで、馴染みも深く、現金以外であればクレジットカードで、ということも多いでしょう。
クレジットカードは本当に便利で、手持ちに現金がなくても、カード会社が肩代わりの支払いをしてくれることによって、簡単に支払いが完了します。
また、多額のお金がなくてもツケとして払ってくれるので、貯金が少ない、生活が厳しい環境でも、分割払いなどの対応で商品を購入出来ます。
ただし、この支払いには気をつけなければいけないことがあります。
一括払いや2回払い、ボーナス一括払いは手数料が無料です。
しかし、分割払いやリボ払いには手数料がかかります。
分割払いは、安いと言われるものでも金利が8%程度、高いところになれば18%という金利になります。
とは言うものの、年利で計算されるので、直接最大18%かかるというわけではありません。
20万円ぐらいのもので5回払いなら、大体3%ほどです。
注意したいのがリボ払いです。
分割払いと何が違うのでしょうか?
分割払いは買い物の際に支払回数を指定して、それにもとづいて支払いをしていく方法です。
リボ払いは一定の金額を指定して支払っていく支払方法のことです。
回数を決めるのか金額を決めるのかの違いです。
リボ払いの利率は15%です。
ただし、分割払いはとリボ払いには大きな違いが存在します。
お金がないと言うことで、20万円の買い物を月々3000円~5000円ほどで返済するとします。
総額の支払いは、25万~28万円となり、実に25%以上の金利を払うこととなるのです。
これは、銀行金利0.001%と比べたらどれほどの差があるかわかるでしょう。
ちなみに20万円を15%複利で運用すれば10年で80万円、20年で約330万円です。
カード会社は、加盟店側の手数料だけでなく、利用者側の手数料でも儲けています。
ですので、できるだけ、分割払いをさせようとします。
リボ払いその中でも特に利用者による手数料が高いので、盛んに勧められます。
カード会社からの広告、テレビCMの広告からも想像できるでしょう。
あとからリボ、自動リボなどリボ払いは非常に便利ですが、ここぞという所以外では使わないほうが無難ということです。