インデックス投資とは?FXとどちらが手堅く稼げる?
コロナ感染で世界中が不安な面持ちでいるのとは正反対に、世界全体の市場は活発で、株高の勢いは、現在スゴイものがあります。
こういう全体が上昇トレンドに乗っている基調の時に、低コストで長期積立てができて、分散投資ができることから、インデックス投資が人気になりつつあります。
初心者からでも始められ、副業時代、副収入時代を反映しているとも言えるでしょう。
では、このインデックス投資は、投資として良い商品なのでしょうか?
インデックス投資とはマーケット全体への分散投資
インデックス投資とは、世の中の景気や経済などのマーケット全体の動きを表す指標へ投資する商品です。
例えば、ニュースでよく流れる、
日経平均株価の「日経225」
東証株価指数指数の「TOPIX」
不動産の「東証REIT指数」
日本だけでなく、アメリカの代表的株価指数「S&P500」
など様々なもの存在します。
インデックス投資では、世の中の動きによって値動きが変化していくので、テレビやネットのニュースで情報収集がしやすいので、初心者向きと言われています。
個別の株と違って、一つの企業だけで判断しないということもリスクが低いので安心と言われています。
インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットは、一言でいうと、
少額から低手数料で手間を掛けないで分散投資ができる、ことが挙げられます。
一つ一つ見ていきましょう。
①少額から始められる
最小金額、100円から始めることが出来ます。
最近の投資商品は少額から始められるものが多いので、特筆すべきものではないかもしれませんが、コーヒー1杯から始められるというのは、ハードルが低いので、始めやすいことにはなります。
②手数料が結構安い
投資はコストが利益に直結するので、少しでもコストが低くなる方がよいです。
通常の投資信託は、手数料がバカ高いです。
これで証券会社や銀行は儲けているものと思ってもいいでしょう。
しかし、インデックス投資では、運用手数料が安く済みます。
これは、ファンドマネージャーの仕事が腕に左右されるものではなく、指標と連動しているだけだからです。
ですので、コストを考えると、インデックス投資は、選択肢としては、上位に上がると言えるでしょう。
③知識があまりなくてもわかりやすい
株式の場合、個別の会社から選択して投資するのは、かなりの労力と時間がかかることでしょう。
しかし、インデックス投資では、ニュースで取り扱うような指標を用いているので、雰囲気を普段からつかみやすく、簡単に現在どんな状況かを把握しやすいです。
極端な話、投資のことをあまりよくわかっていなくてもいいと言っても言い過ぎではないでしょう。
④分散投資になっている
値動きの異なる複数の資産を同時に持つことで、リスクを分散させるのが分散投資の方法です。
通常、適切な分散投資が組めるかというと、難しいものがあります。
しかし、インデックス投資の場合、元から多くの投資対象を組み合わせているため、分散効果が自然と出来ていることになります。
インデックス投資のデメリット
一方、メリットもあればデメリットも当然あります。
①短期で爆益は期待できにくい
安全性が高いため、比較的利回りが低い傾向があります。
極端な変動はないので、ローリスクローリターンで、長期で考えて投資をする考えていく必要があります。
ハイリターンの商品もありますが、それらは、ハイリスク商品にもなります。
大抵は、短期での利益の声が多いことから、考えると、投資しにくいとも言えます。
②投資の腕が上手くならない
投資の対象が指標である以上、人任せ的な投資とも言えるでしょう。
自分が出来ることは、リスク管理しかありません。
リスク管理も大事な投資スキルのうちの一つですが、投資の醍醐味である、自分の腕で利益を上げるということは望めません。
結局どう考えたらよいのか?
メリットで述べたように、投資をやる上での、様々な問題点をクリアしていることを考えれば、インデックス投資は、投資初心者には入り口としてはいいでしょう。
一方、デメリットで述べたように、短期での大きく稼ぐ、投資スキルをつけて、自分でお小遣い程度のお金を作り出す、または、それ以上の金額を稼いで一つ上のステージに上がりたい、ということであれば、やはり、私としては、FXをオススメします。
投資全般を巨大なマーケットから学習出来て、そのエキサイティングなマーケットでパソコンやスマホ一つでお金を生み出すという醍醐味は、他の業界ではなかなか味わえません。
通常は何年、何十年もかかるところを一気にショートカットできるところ、プロもアマも関係ないところも面白いと言えるのではないでしょうか。
将来的に投資に本格的に参入するのであれば、まずはインデックス投資からでもOKですし、いきなりFXの世界に飛び込んでもいいとは思います。
じっくりと検討してみてはいかがでしょうか?