投資とギャンブルの違い

投資とギャンブルの違い

 

世間一般では、「投資はギャンブルみたいなもの」として捉えられていることがあります。

そのようなイメージは、日本人には根強くあり、約20%ほどの人が「投資=ギャンブル」と思っているようです。

投資とギャンブルは根本的に異なるものです。

今回は、その意味を再確認しておきましょう。

 

投資とは?

 

投資とは、辞書的に表すと、「将来を見込んで利益を得る目的で、証券や不動産に資金を投下すること」です。

株式投資や不動産投資が頭に思い浮かぶでしょう。

じっくりと成長を待つイメージです。

 

同じような言葉に「投機」があります。

これは、タイミングを見計らって利益を得るという意味です。

厳密に言えば、株式もデイトレードならば投機にあたりますし、FXも長期運用なら投資ということになります。

 

ギャンブルは?

 

ギャンブルは、勝者が一定の割合の配分を受け取るゲームのようなものです。

ギャンブルには胴元が存在していて、胴元が売上の一部を利益としているので、どうしてもこの分だけ取り分は減ってしまいます。

宝くじや競馬、パチンコがそれにあたります。

どのギャンブルもテラ銭があり、競馬では約25%、宝くじでは、ほぼ半分が控除された上で配当金が決まっているのです。

ですので、勝つのはなかなか容易ではありません。

 

FXは投機だからギャンブルに近いのでは?

 

FXは先程投機であると表現しました。

投資よりもギャンブルよりの感じがするかも知れません。

確かに、目の前の値動きを追っていくマネーゲーム的な要素はあります。

しかし、それでも、ギャンブルとは全く異なります。

それは、短期売買であってもマーケットがどちらに動くかということを分析して、戦術を立ててトレードするからです。

 

投資のメリットを活かすべき

 

投資にはギャンブルにはない利益モデルがあります。

FXであれば、スワップポイントによるインカムゲインと価格差によるキャピタルゲインです。

ギャンブルには、そのような概念はありません。

 

また、投資と呼ばれるものは、スキルを磨けます。

ギャンブルは、どうしても運に頼る要素が強いので、長くやっているからと言って、勝てるというわけではありません。

FXでは、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2大分析法で奥の深い学習が出来、スキルが活かされます。

 

一攫千金を狙わずにコツコツと増やすイメージで取り組めば、一気に資産を減らすようなことはありません。

リスク管理も学びながらぜひFX等に取り組んでみて下さい。


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