分散投資と投資信託の関係
資産運用の鉄則の慣用句があります。
「卵は一つのカゴに盛るべからず」
全部の卵を1つのカゴに入れていた場合、そのカゴを落としてしまえば、全ての卵は割れてしまいます。
ですが、いくつかのカゴに分けて卵を入れておけば、一つのカゴを落としても全ての卵を割ってしまうことはないということわざです。
このように、投資信託にも、もれなく分散投資が重要だったりするものです。
分散投資の方法
分散投資には投資先と投資時期を分散させる方法が取ることができます。
資産の分散
1つの商品にまとめて投資せずに、様々な種類に分散して投資すれば、リスク分散ができます。
投資対象の異なる投資信託を選択することで分散投資を行います。
1つの投資信託でも複数の分野に投資を行っているものもあります。
時間の分散
一度に投資するのではなく、数回に分けて投資することで、購入価格を抑えることができます。
また、定期的に一定額積み立てることによって、基準価額が低い時は口数が多く、基準価額が高い時は口数が少なくなり、平均購入額が割安になります。
これをドルコスト平均法と言います。
リスクと上手く付き合う
投資にリスクはどうしてもつきまといます。
一気に稼ぎたい気持ちはわかりますが、それをやっていれば、いつかは破綻します。
なるべくそのリスクを抑えるために、分散投資を意識して行うようにしましょう。