プロトレーダーがおすすめするMT4インジケーター5選

プロトレーダーがおすすめするMT4インジケーター5選

医師が血液検査や画像を見て、病名や病気の状態の判断をするように、私達トレーダーは、テクニカルインジケーターで、相場の動きを判断して、値動きを総合的に判断していきます。

MT4をはじめ、チャートソフトには多くのインジケーターが標準で付いており、容易に分析できるようになっています。

その中で、どのようなインジケーターを使えばいいか迷うこともあるでしょう。

今回は、私がオススメするMT4内にデフォルトで入っているインジケーターをご紹介します。

 

ローソク足

 

ローソク足をインジケーターと呼ぶのかどうか?

ということは、あるかもしれませんが、海外では、バーチャートやラインチャートを使用しているトレーダーも多いことを考えると、ローソク足も実は選択肢の一つということになります。

ローソク足は、日本人には馴染みのある、基本中の基本のテクニカル分析の一つです。

 

 

ローソク足で見るべきポイントは実にシンプルです。

・陽線が多いか陰線が多いかを見る

・実体の大きさ、ヒゲの大きさに注目する

これだけでまずは十分です。

特に、ローソク足の実体やヒゲの大きさは、相場の転換に大きく関係が出ることがあるので、突出した大きさのものが出た時には、そこからの動向に注視していきます。

 

移動平均線

 

移動平均線も、テクニカル分析をしない人でもその存在を知っていて、値動きの推移を見ていくのに自然と目を追っていくインジケーターの一つです。

 

 

移動平均線を見るべきポイントも、絞ると、2つぐらいで十分です。

・トレンドを見るインジケーターであること

・長期の移動平均線を意識する

レンジ戦略で移動平均線を使うトレーダーは、まずいないでしょう。

当たり前と言われればそれまでですが、移動平均線は、相場の方向性を見ていくのに適したインジケーターですから、トレンドを判断するのに有効です

そして、長期の移動平均線に注目して、流れをしっかりとつかみ、目先の動きに惑わされ過ぎないということが大事です。

 

ボリンジャーバンド

 

ボリンジャーバンドは、買われすぎ・売られすぎを定量的に示すという点で優れていると言われています。

やはり、メジャーなインジケーターの一つです。

 

 

標準偏差の±1σに収まる確率は約68.3%、±2σに収まる確率は約95.5%ですので、±2σを表示させておくことが推奨されます。

MT4のデフォルト設定も±2σです。

使い方のポイントは、

・エントリーで使うのか決済で使うのかをハッキリさせる

ということです。

さらにエントリー時では、逆張りなのか順張りなのか、と大きく分けることが出来ます。

順張りでの使用は、エクスパンション(拡大・拡張)時に使用していきます。

このように、使い方にバリエーションがあるので、多くのトレーダーが使用しています。

 

ストキャスティクス

 

レートは上下にブレながら進んでいきます。そのブレに注目して現在の状態を表すインジケーターを総称して、オシレーター系と呼びますが、その代表格の一つがストキャスティクスです。

 

 

ストキャスティクスは、多くのトレーダーが買われ過ぎや売られ過ぎのサインと捉えています。

それも間違いないですが、

・決済(利益確定)にも有効に使える

ということも声を大にして言いたいと思います。

買われ過ぎのケースは、買いポジションがあれば決済サインとして、売られ過ぎのケースは売りポジションの決済サインとして使うということです。

また、ストキャスティクスが、レートと反対の動きをするダイバージェンス(逆行現象)も重要なサインとして使うことが出来て、奥が深いインジケーターの一つとも言えるでしょう。

 

MACD(マックディー)

 

MACDは、ストキャスティクスと同じくオシレーター系のインジケーターの代表です。

テクニカル分析でも、比較的初心者向けと解説されているものが多いです。

 

 

 

使い方は、基本の使い方でまずはいいでしょう。

・MACDがシグナル線を上回りゼロを上回っていたら買い

・MACDがシグナル線を下回りゼロを下回っていたら売り

MACDの性質は、移動平均線とよく似ています。

ただし、移動平均線より敏感に反応するので、トレンドの初期に強いインジケーターと言えます。

ストキャスティクスと同様に、ダイバージェンスなどで決済の利用に使えることも出来ます。

 

どのインジケーターを使ってもよい

 

今回は5つのインジケーターをご紹介しました。

ちなみに、5種類全部のせて、表示させると下図のようなチャートになります。

 

 

私は、特別多いとは感じませんが、慣れていないと、面食らってしまうことがあります。

多角的な分析ができる一方、どこもエントリーポイントにならない、決済ポイントが結局わからない、

という事態にもなります。

 

インジケーターの載せ方は、一つずつ増やしていき、2~3種類の表示が適当でしょう。

総合的な分析が出来るようなツールとして、インジケーターに振り回され過ぎないように使いこなして、スキルアップを図ってみてください。


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