「岸田首相」誕生がFXに及ぼす影響を予想
日本の政局では、岸田文雄新首相が、第100代内閣総理大臣として就任しました。
岸田首相が掲げる新しい資本主義としての「成長と分配」戦略は、今後、どのように為替相場に影響するのか考えてみたいと思います。
先の見通しは暗いか
鼻息荒く金融所得の課税強化にメスを入れようとしましたが、関係者からの強い反発から先送りとなりました。
そういう意味では、株式市場はまだ活発化しそうです。
しかし、世界市場における日本の政局動向というのは、よほどのことがない限り影響しません。
日本の存在意義はあるとは言え、アメリカ・中国・EUに比べれば、影響力は格段に落ちます。
ですので、マーケットを読み解くならば、正直、日本は外してもいいでしょう。
そして、株式市場も為替市場も、これからが大波乱の展開を見せる様相です。
米ドル円では、大きな上昇を描いていますが、大きな揺り戻しが必ず来るでしょう。
情報として気をつけるべきなら、特に中国の情報には、気を配っていたほうがいいと思います。
不動産大手の恒大集団が大きくニュースで取り上げられましたが、今後も第2第3の恒大が出てくることは間違いないはずです。
来たるべき時にリスクは最小限に抑えておくことが必要かもです。