FXトレードで苦労した過去をまとめてみます
FXトレードで最初から利益をバンバン出して順風満帆にトレード出来ている、という人はほとんどいないと思います。
大抵の人は、「大きな損失を出してしまった」、「資金を吹っ飛ばしてしまった」、という経験があるはずです。
現在専業トレーダーとして活躍している人も、大方、結構な負けを食らって苦しみを味わってから這い上がってきた者ばかりです。
もちろん、私も例外ではありません。
では、これまでにどんな苦労や失敗をしてきて勝てるようになってきたのか?
ということを少しまとめてみたいと思います。
FXトレード初心者での苦労
FXで儲ける仕組みはなんとなく理解はしていたものの、株などで生じた損失を早く取り戻したいために、むやみにエントリーを繰り返していました。
勉強もろくすっぽしないで、どのタイミングでエントリーすればいいかわからないまま、やたらめったらトレードをしていたため、損失を膨らませていました。
つまり、明らかに勉強不足だったということです。
FXトレード初期での苦労
何も知らないまま、ゲーム感覚でトレードすることは危険ということがわかったので、情報収集をしながらトレードをやるようになりました。
ただし、本を始めネットでも膨大な情報が転がっているために、どれを信じればいいかわかりませんでした。
情報の取捨選択というのは、初期だけではなく、ベテラントレーダーになっても難しいものです。
莫大な情報に触れて振り回されていると、時間はあっという間に過ぎていきます。
仕事中もプライベートも、頭の中はFXでいっぱいでした。
FXトレード中期での苦労
勝てるトレードを追求するために、今まで得た情報や学習を元にトレード手法を色々と試していました。
あっちに勝てる手法があれば買ってみて、こっちに勝てる手法があればそれも買ってみて・・・。
セミナーにも通ったり本の購入も積極的に行ったりしました。
自動売買なんかにも入れ込んだのは、この時期です。
トレードで勝つために重要なのは手法だけではないのですが、とにかくこの時期は聖杯探しの旅に出てさまよっていた感じです。
FXトレード後期での苦労
手法やロジックが固まってくると、トレードそのものよりも、資金管理がはるかに重要であることがわかり、感情の揺れ動きなどもトレードにモロに影響を及ぼすこともわかってきました。
欲張ったトレードを行ったために、逆に損失を出してしまったり、損切りを遅らせて予定よりも大きな損失を計上したり、そもそも損切り設定をしていなかったりと、メンタルがこれほどまでに成績に左右するとは思っていませんでした。
トレードの本質部分が、初めてこの段階で理解できたのではと感じています。
FXトレード現在の苦労
現在は、今まで述べてきたことは、すべてクリアしてきて、継続的に利益は出せるようになりましたが、それでも、まだ惑わされてしまったりする時もあります。
未だに修行中とも言えるでしょう。
トレードの習熟度に関わらず、どの段階でも悩みは尽きないものです。
「生涯勉強」とよく言われますが、トレードも同様で変わりありません。
決しておごらずに謙虚にトレードにこれからも励んでいこうと思っています。