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トレードしない勇気
FXを始めたばかりや、新しい手法を覚えたりすると、とにかくすぐにトレードしたくなるものです。
また、負け続けた場合も同じです。
頭に血が上って、負けを繰り返す可能性が高いのにトレードしたくなります。
マーケットはあなたの思惑を否定するが如く、トレンドを描いたりレンジを形成したりします。
ここで、トレーダーが肝に銘じるべきことがあります。
それは、「マーケットは常に100%正しい」ということです。
「時間があるからトレードする」・「自分の気持ちでトレードする」という意思決定は絶対にやってはいけない行動です。
トレードの意思決定は、
「トレンドが出ているからトレードする」
「得意のレンジ相場だからトレードする」
というような、マーケット中心でトレードを決めていかなければなりません。
トレンドが全く出ていないにも関わらず、無理ぐりに自分の都合でトレードしてしまうと大負けしてしまいます。
また、レンジでの攻略が得意ならば、トレンドが出ている時に逆張りを仕掛ければ、大きな損失を被ることでしょう。
FXトレードは、仕事と同じで、優先順位を決めておいたほうが良いです。
トレードは客商売ではありませんが、マーケットがお客様です。
100%マーケットに準じて意思決定をすることで、変なトレードを減らしていくことが出来るものだと、私は思っています。
とはいえ、普段仕事をしていれば、時間の制約もあり、
「そうは言っても・・・」ということも多いでしょう。
それを承知の上で言えば、やはり、専業と同じスタンスで臨むべきと考えています。
トレードのタイミングは、マーケットの都合を優先してトレードしていきましょう。