長期休暇中のトレーダーの過ごし方
ゴールデンウィークや夏季休暇、クリスマスあたりからの年末年始の長期休暇では、普段の緊張を解いて、ゆっくりとした休日を過ごすことを基本的にはオススメしています。
ですが、まだ安定的に勝つことが出来ないトレーダーは、休みを全部使ってとは言いませんが、新手法の研究や検証に時間を使った方がいいと思っています。
成果を上げるためには、マーケットの研究や利益を継続的に上げられるために何をするべきか、ということを振り返るということに時間を費やすことも重要と考えます。
特にクリスマス週からの年末年始は、商いも少なくなり、突発的な動きも出てきて、勝っているトレーダーも苦戦することが多くなります。
ですので、トレード自体は完全に休むものの、トレードの学習に充てるというトレーダーが多いものです。
こういう時間こそが、有効な使い方であり、本当の投資になると言えるのではないかと思っています。
学習や研究というと、なにやら難しげな感じを受けますが、それほどややこしく考えなくても大丈夫です。
例えば、普段トレードしていない通貨ペアを触ってみる、普段のロジックを他の通貨ペアに当てはめてみるということだけでも立派な研究と言えるでしょう。
全体的なスキルアップや新しいロジックの開発には、結構なエネルギーも必要ですが、これまでやってきたことを応用して他に活かすような研究であれば、比較的簡単に新たな発見やチャンスも生まれてきたりするものです。
トレード成績を安定させるためにも、長期休暇を使って、目標に近づけられるようなスキルアップを目指していけると良いでしょう。