【資金管理編】FXで稼げない理由

【資金管理編】FXで稼げない理由

FXで勝てない理由の大きな理由の一つに、資金管理がうまくない、又はきちんとしていないことが挙げられます。

正直、資金管理さえキッチリとできていれば、トレード手法が抜群の成績でなくても利益は残せていけます。

それぐらい、資金管理というのは重要です。

稼げないトレーダーと稼げているトレーダーの資金管理は、どこが違うのか?

今回はこれを解説していこうと思います。

 

利益とリスクのバランスが悪い

 

まず、挙げたいのが、

利益に対してのリスクのとり方が、稼げないトレーダーと稼げているトレーダーとでは正反対ということです。

 

例えば、稼げるトレーダーは、30pipsの利益確定に対して、損切りが10pipsとうい割合でトレードをします。

一方稼げないトレーダーは、10pipsの利益を取るために、30pipsのリスクを取ることを選択したりします。

つまり、利益確定なら10pipsですが、損切りになれば-30pipsということです。

 

1回目のトレードで30pipsの損切り、-30pipsとなったとします。

ここで考えたいのは、-30pipsを取り返すためには、どれくらい勝たなければならないかということです。

 

3回連続で勝たないとチャラにはなりません。

ただ、3回勝つのではなく、3連勝しないとダメです。

 

1回目に負けて-30pips、ここから2連勝すると、計-10pipsです。

しかし、ここでまた負けてしまうと、計-40pipsになってしまいます。

すると、今度は4連勝しないとプラマイゼロにはならなくなってしまいます。

 

これに対して、稼げるトレーダーは、利確が+30pips、損切りが10pipsです。

しょっぱなに2回連続で負けたとすると、計-20pipsです。

ここから何回勝てばチャラになるかと言うと、たった1回でOKです。

1回勝てば+30pipsですから、計+10pipsとなり、プラス転換になります。

 

稼げるトレーダーは、連敗しても1回の勝ちトレードで取り返せますが、稼げないトレーダーは、1回負けてしまうと、連勝しない限り利益を残せないということが理解できたでしょうか?

 

1回のトレードでのダメージの大きさは、ロジックにもよりますが、トレーダー自体がコントロール出来ます。

つまり、

「リスクリワードを考えてトレードをしているかどうか?」

ということが、勝ち負けを分けているということです。

 

トレード時にどれくらいのポジションを持つのか決めていない

 

トレードの手法にもよりますが、毎回固定のポジション量でトレードをしていないでしょうか?

先に出した例のような、固定pipsでのトレードならば、固定のポジション量でもOKですが、ラインなどによる可変のpipsの場合、損切りまでが10pipsまであるのか、20pipsまであるのかによって、ポジションの大きさは2倍の変化をすることになります。

テクニカル分析によって、ルールどおりにトレードをしていて、それなりに勝ってはいるものの、資金が減っていくというのは、こういうケースも多いです。

 

ですので、損切り金額が一定になるように、ポジション量を調節するということが大事になります。

これは、資金のどれくらいを損切り金額に設定するのか、ということと、損切りpipsによって計算が出来ます。

 

例えば、10万円の資金でトレードする時に1回のトレードの損切りを2%にすれば、

10万円✕2%=2千円となります。

損切りラインが20pipsであれば、20pipsの損切りが2千円になるように、ポジション量を調節すればOKです。

1pips=100円の計算になるので、今回のケースでは、1万通貨持てるということになります。

 

どんな改善が必要かを見極めていく

 

資金管理の問題は、トレード日誌などをつけるようにすると、把握しやすいです。

稼げてないトレーダーは、なんとなくトレードをしていたりするものです。

トレード日誌や記録は、面倒くさいと思いますが、稼げるトレーダーになるためには、必要なステップです。

仕事の改善も、感覚でやるよりも数値化した方が、わかりやすくなるはずです。

客観的に評価出来るように、出された数値を元にスキルアップを図っていきましょう。


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