シンプルなロット数の考え方
トレードを初めた頃も上級者になっても、結構悩むのがロット数の調整です。
これは、「損失額が資金の数%以内に収まるように」というのが、基本と言われています。
確かにこの方法がベストではあるような気がするのですが、
「この計算が面倒くさい」
「もっと簡単に」
と思うこともあるでしょう。
今回はこのロット数の調整について解説していきたいと思います。
これなら難しくないロット数調整
ロット数の調整は、自信がない状況は減らして、自信があるようなトレードはロット数を増やすことができればいいのですが、この判断が裏目に出ることも多いです。
「順調に勝ちを積み重ねてこられたので、ロット数を増やしてみたものの負けてしまった」
「少ないロットでの勝負は利益が伴わない」
というジレンマが出てきたことはないでしょうか?
トレードをしていれば、必ず通る道とも言えます。
「様々な資金管理法を学んで計算しても、どれがベストかわからない」
と頭を抱えてしまうこともありそうです。
そんな悩みを吹き飛ばす簡単な考え方があります。
それは、「月単位で固定してトレードをしてその結果を見てロット数を調整する」
という方法です。
トレードの収益は、マーケットの値動きによってもかなりブレてきます。
日によって変えていくのもいいのですが、全体的な傾向を把握するのに適する期間が1ヶ月ぐらい適当ということです。
もちろん、1週間で見直しをかけてもいいですし、数ヶ月と余裕を持ってもいいでしょう。
こればっかりは、正解がないので、どれがいいということはありませんが、いずれにせよ、一定期間のデータを取るということが大事です。
そのためには、トレード日誌をつけることは大前提になるので、結局面倒くさいかもしれませんね。
しかし、それをやる価値はあり、見合うだけの結果が出るものです。
最低限のことはクリアできるようにはしておきましょう。