投資資金が少ない人が投資を考えるとどうなる?
投資は資金が多くあったほうが利益効率もよいので、少額では意味がないと思われがちです。
ですが、少額からの投資というのは意味があります。
まず、大金を得てからの投資での失敗例として多く見られるのが、退職金の運用です。
銀行や証券会社から連絡がきて、言われるがままに正体不明な投資信託を運用すると、資産を大きく減らしてしまうのはよくあることです。
また、相続で手に入れた土地なども、不動産業者に乗せられてアパート経営をやって、空室で生活が苦しくなるとういこともよく聞く話です。
そもそも大金を狙った詐欺はいつの時代にもいるので、その危険にさらされ、簡単にダマサれます。
これは、資産を守る、殖やす、という能力が不足しているからです。
これを学ぶためには、資金が少ないうちから学習する必要があります。
というのは、一朝一夕で身につかないからです。
短期間での習得は基本的には無理で、頭の中だけの学習にも限界があり、実践経験もどうしても必要です。
投資経験というのは、本当に重要で、結果を出すまで失敗と検証を繰り返していく必要があります。
数字で結果が出るものの一つに、プロのアスリートがいます。
彼ら彼女らは、私達が驚くような結果を出しますが、その裏では過酷なトレーニングを積んでいます。
投資の世界も数字で表示される利益のみに注目しますが、やはりトレーニングは欠かせません。
ただ、投資参加者は、ナメているのか、トレーニングというプロセスをすっ飛ばしがちになります。
実践してみないことにはわからない世界ですので、学力が高い人も結果が伴わないところに戸惑いが出ます。
今すぐに結果を出したい気持ちもわかりますが、焦らずに少額から始め、自己投資として経験を積んでいく方が、結果的に殖やす能力を高めることに繋がります。
心配せずに、少額からチャレンジしていきましょう。