FXは「プライスアクション」だけで勝てるのか?
FXの分析手法、トレード手法というのは、数多く存在します。
テクニカル分析派の多くのトレーダーは、インジケーターを使用したトレードが多いです。
その中で、プロトレーダーも用いる、プライスアクションでのトレードは有効なのか?というのは気になるところです。
実際はどうなのか解説していきます。
プライスアクションが機能する理由
プライスアクションは現実の相場で、確かに機能しています。
計算の複雑なインジケーター類での分析もいいのですが、シンプルなプライスアクションは、導入するに値すると言ってもいいでしょう。
日本ではあまり注目されませんが、欧米では、実は普通に取り入れられたりしています。
トレードの判断をするテクニカルとして一番早い
移動平均線などのインジケーター類は、基本的に遅れてサインやシグナルが出ます。
ですが、ローソク足のプライスアクションは、値動きそのものを表していますから、どのテクニカルよりも早くにエントリータイミングや決済タイミングを得ることが出来ます。
場合によっては、ローソク足の形成途中でもエントリーするということも出来ます。
ローソク足は世界中のトレーダーが意識している
プライスアクションのローソク足は、始値・終値・高値・安値が1本の足の中に情報が埋め込まれています。
ローソク足を見ないテクニカルトレーダーは、さすがにいないのではないでしょうか?
つまり、無意識であれ、ローソク足を完全に無視したトレードは行っていないはずです。
欧米では、ローソク足ではなく、バーチャートと呼ばれるものを使用するトレーダーもいますが、それでも、始値・終値・高値・安値がわかるようになっています。
単独で用いるより複数分析で使用する
テクニカル分析をする上で、ダマシは避けられません。
100%動きが予想できない以上、動きの予想の確率を上げるために、複数のテクニカルを導入する必要があります。
そのテクニカルの一つに、ローソク足のプライスアクションを取り入れるのは有効です。
インジケーターのみの複数導入では、意味のないもの、相性の悪いもの、というのが存在します。
ですが、プライスアクションに関しては、相性の悪いものというものは基本的にありません。
どのようなロジックを稼働させても、プライスアクションは有効と言えるでしょう。
これぞと言ったプライスアクションを導入して、勝ち組トレーダーの仲間入りをぜひ果たしてみてください。