FXの「トレード手法」の一覧
FXで利益を上げるには、値ごろ感でトレードするのではなく、様々なトレード手法を用いて、利益を残す可能性が高い手法で行う必要があります。
相場分析の手法
細かなトレード手法でトレードする前に、相場の分析をしておく必要性があります。
相場分析には主に2つに大別されます。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析は、金融政策や経済状況、政治状況などを分析してマーケットを予測していきます。
トレードーする通貨ペアに関する、経済指標や要人発言などを参考に、これからどのように影響するかを考えて分析していきます。
その元となるデータは、現代は、テレビや新聞、ネットやFX業者の提供するニュースなどで簡単に仕入れられるようになったので、分析しやすいとも言えます。
テクニカル分析
過去の値動きをグラフのように表すチャート分析を主とした分析手法です。
ローソク足などの、過去の共通の値動きのパターンから、これからの値動きを予測していきます。
テクニカル分析には、移動平均線などのトレンドに得意なトレンド系とRSIなどの買われすぎ・売られすぎを示すオシレーター系に主に分かれます。
時間軸による分析手法
トレードを行う時間軸によって、トレード手法を分けることが出来ます。
投資方針や自分の生活リズムに合わせた時間軸でのトレードを心がけていきます。
スイングトレード
数日から数週間でトレードを完結する手法です。
一度のトレードの利益と損失は大きくなりますが、細かい動きに翻弄されることのないトレード手法と言えます。
デイトレード
数十分から1日でトレードを完結する手法です。
ポジションを翌日に持ち越さないトレードです。
1日で結果が出るので、一般トレーダーで一番多く取り入れられている手法と言えるでしょう。
スキャルピング
数秒から数分でトレードを完結する手法です。
短い時間で小さな利益を積み上げていく手法です。
素早い操作と、常にチャートを監視していないといけないことから、初心者にはあまり向いていない手法と言えます。
相場の流れによる分析手法
相場の流れに対して、どのようなアプローチでトレードをしていくのか、ということで大きく分けて2種類に分かれます。
順張り
一方向へ値動きが進んでいる時に、動いている方向にトレードをしていくのが順張りです。
上昇していれば買いから入り、下落していれば、売りから入ります。
一般的に、初心者は順張りでのトレードが利益を出しやすいと言われています。
逆張り
値動きが進んでいる方向と逆方向へ仕掛けるトレード手法です。
上昇していれば、売りから仕掛け、下降していれば、買いから仕掛けしていきます。
日本人は、逆張り思考が多いと言われ、逆張りトレードが好まれます。
自分に合ったトレード手法を見つけて、あなたなりのオリジナルの手法に進化させて、勝てるトレードを身に着けていきましょう。