【2021年】年末年始で気をつけたいトレードポイント
早いもので、今年も1年が終わりを迎えようとしています。
年末年始は、普段仕事を忙しくしている人も、まとまった時間が取りやすいために、じっくりと腰を据えてトレードをするということもあるでしょう。
ただし、年末年始だからこそ、注意すべき点も存在します。
今回は、そのようなポイントをまとめておこうと思います。
トレード出来ない日が存在する
FXは基本的に、日本の祭日でさえ、土日を除けば取引が出来ます。
ですが、年末年始は例外です。
クリスマスイブとクリスマス当日、そして、元旦に関しては、通常の業者は取引きをオープンさせていません。
意気込んでPCの前に陣取っても肩透かしを食いますので、きちんとチェックをしておきましょう。
スプレッドの拡大や相場の急変動が起こりうる
年末年始の相場は、機関投資家等が休みに入ってしまうために、マーケットの参加者が少ない傾向があります。
ですので、基本的に動きがかなり緩慢です。
このような時は、スプレッドが拡大することがあります。
普段であればスキャルピングを狙えるような相場も、スプレッドが拡大すればリスクは上がります。
逆に相場参加者が少ないために、資金力のあるヘッジファンド等が、わざと値動きさせて力づくのレート変動を起こさせるということも考えられます。
近年にも、年末年始にかけて、約10分の間に400pipsの暴落が起きたことがあります。
数多くの個人トレーダーがこの一瞬の暴落に巻き込まれて、強制ロスカットになってしまい、資金を失ったという出来事もあります。
基本的に年末年始はポジションを持たないほうが良い
このように、個人的には長期休暇でトレードしやすい条件ではあるものの、マーケット側から見ると、トレードし難い状況の方が多いので、基本的には年末年始はトレードをしない、ポジションを持ち越さない、ということがベターです。
もちろん、これらのリスクを承知の上でトレードすることもありですが、あまり旨みはないと言ってもいいでしょう。
ゆっくりと年末年始を過ごしたり、大掃除など、普段できないことにチャレンジする方が賢明と言えます。